甘草の副作用は 治療違い 見立て違い 処方間違いが原因?

漢方薬の無料相談電話のお客様より、甘草に関する問い合わせがございます。
「甘草が入っている漢方薬は服用したくありません」
「甘草の含有された 石鹸は使いたくありません」
「是まで沢山の病院を回りましたがで改善されず、長年苦しんできました。先生(木室ミヱ子)の漢方薬で随分体の調子も良くなり快調です。
しかし 担当医の先生に漢方薬の処方をお見せしました所、この処方には甘草が入っていますね。やがて 浮腫みがでますよ。今は出ていなくても、10か月後、1年後にでますよと言われました。大丈夫でしょうか?」

※木室ミヱ子

副作用が出るならば漢方薬の場合すぐに出ます。直後にでます。早い場合、5分後には出る場合もございます。
胃の弱い方は胃腸を冷やす漢方薬や腫瘍・湿疹が無い場合、その様な漢方薬を服用しますとたちどころ 5分以内に腹痛が起きます。

反対に 改善も5分後にわかる症状もございます。
冷え性や胃痛や関節痛等々の症状です。

今は快調でその後 10か月後 1年後に浮腫みが出るなど
漢方薬に対して 不勉強すぎる
漢方薬を悪だと あおる行為です

「一時に大量に摂取すると、浮腫む(偽性アルドステロン症)や
低カリウム血症、血圧上昇があると聞きました。甘草の含有された漢方薬は怖いです。」 
とのお電話やメールを最近頂きます。
しかし、私の漢方薬を常用されておられる方々からのお問い合わせは一切ございません。
漢方薬を信頼し 服用して頂いている事と思っております。

甘草の含有されない漢方薬となりますと、日本でも、台湾、中国、韓国、世界各国どこでもお渡しできる漢方薬は無くなることでしょう。

★殆どの漢方薬の処方に甘草が入っています

日本の漢方薬の場合 7割の漢方薬に甘草が使用されています。
甘草の成分はグリチルリチンだけではありません。
その他 解明されていない沢山の成分があります。
それらが力を融合しあい、相互作用で副作用などを調整しているのです。

甘草で副作用というのは、漢方薬の知識が乏しい方が処方と症状が一致しないお薬を患者さんにお渡した為に副作用が発生していると考えられます。

プレジデント2014年12月29日号の記事です。

近藤誠(癌放射線治療専門医)との対談です。

病院のウラ側
良い病院 良い医者はどっち 
「決定版!頼れる病院、危ない病院」

和田秀樹先生のお言葉です。漢方薬に対して正しい指摘をしておられます

P27
「風邪をひいたら 葛根湯を飲むという人は多いが
漢方薬は体質や病状を詳しく聞いて1人1人 違う処方をするのが本来であり
そこから 考えると日本での使われ方は間違っているらしい」

先生のプロフィール
1960年 大阪生まれ
85年 東京大学医学部卒業
東京大学医学部付属病院精神神経科
老人化 神経内科にて研修
米国カール・メニンガー精神医学校
国際フェローを経て 精神科医
現在 川崎幸病院精神科顧問
国際医療福祉大学大学院教授
一橋大学経済学部非常勤講師
和田秀樹こころと体のクリニック院長
「医学部の大罪」(ディスカヴァ―携書)など著書多数
                                  以上

私の漢方の先生(台湾の人)は言いました。
中国(大陸)と韓国は漢字を捨てました
しかし 台湾と日本は漢字を捨てませんでした。
世界で台湾人と日本人のみが 北京語の古文体で書かれた
漢方の原文を理解できるのですと。

下記の
「醫方集解  考選部規定中醫師考試必讀  清・清安汪訒庵編著」第一書店印行
(いほうしゅうかい)の言葉を翻訳します。
上記の著書は台湾の本屋さんで購入できます。 

 

「外感之與内傷。寒病之與熱病。氣虚之與血虚。
如冰炭相反。治之若差。則輕病必重。重病必死矣。」

外寒・内傷・寒病と熱病は気が虚なのと
血が虚なのとこれは氷と炭の如く

相反する者なり
外寒と内傷も違うし
寒病と熱病も違う

治療するのに ちょっと 間違いがあれば 

則ち 軽病(輕病)は必ず重くなるし 
重い病気なら治療法を間違えば

必ず死亡するでしょう

 

「醫貫曰。讀傷寒書而不讀東垣書。則内傷不明。而殺人多矣。」

醫貫曰く 傷寒の書を読んだのに 東垣の書を読まなければ
則ち 内傷があきらかでない 
わからないから 人殺しが多くなる

 

「讀東垣書而不讀丹溪書。則陰虚不明。而殺人多矣。」

「東垣の書を読んで 丹溪の書を読まなければ 陰虚がわからない
そうすると人殺しが多くなる」

 

「東垣脾胃論。」

東垣は脾臓 胃腸論(気が専門)の人 補中益気湯の処方を作った人です

※木室ミヱ子
丹溪は陰が専門  陰(血)が専門の人です。

漢方薬は陽と陰 気と血 傷寒と内傷 熱と寒 
どちらの原因から病気が来ているのか
複雑に絡み合い
陽の虚と傷寒 
陰の虚と傷寒を兼ねている場合もあります
それらが分からなければ
病気の原因を掴むことは不可能です※

 

「今人一見發熱。則曰傷寒。須用發散。發散而斃。則曰傷寒之法已窮。」

今の人は発熱を見るとただちに傷寒なりと言う
直ぐに発汗剤(発表剤)を用いる
而して 発汗して死ぬ

で曰く
傷寒は窮(きわまる)しちゃった
自分が知識が無い為に解らないだけなのに傷寒の方法は使えないという

※木室ミヱ子
風邪でもない 陰虚や陽虚での重病 危篤な人に誤って

風邪薬を投与すると発汗しすぎて 血と気を不足させて
死ぬという事を注意書きしています。

漢方薬は簡単な医学ではありません。

漢方薬を扱う方はシッカリ

漢方の医学書に記載されている事を理解して応用する事が大事です

 

漢方薬は 現在 多くの病院 医院 薬局で マニュアル書を参考にして
処方されています 
しかし,漢方薬はマニュアル書で薬を選ぶような簡単なものではありません

その処方の中にどのような薬剤 が含有されているのか
当帰 や  川芎や 芍薬や 甘草は 一つ一つどのような役割 効能・効果が有るのか
掴んだ上で処方しなければ副作用を出す事に成ります。

 

マニュアル書の中に 著しく間違った効能書きとして
 芎帰膠艾湯があります。
痔の出血には 芎帰膠艾湯と記載されています
これは大きな間違いです。
芎帰膠艾湯は四物湯(地黄 芍薬 当帰 川芎)に
艾葉と阿膠 がプラスされた処方です。

四物湯は造血剤 の作用 
阿膠 艾葉は止血剤の作用です
女性が生理で多量出血 経血が止まらない 
大量出血での 貧血を防ぐために四物湯で
造血しながら艾葉と阿膠で止血しているのです。

又は 流産する危険で 妊娠中の出血時に使用しますと
造血しながら 出血を止め 流産を防ぐ 
為に使用する薬剤です

(※注)上記の症状は血を大きく補う処方ですが
 気が虚(大きく 気が不足している場合)の症状も兼ねている場合
は上記の処方だけで血を止めるのは力不足となります
気を益す剤を多く加えなければ 出血は止まりません。

 日本の薬事法では
この薬剤は 痔の出血と効能書きしませんと
製造業許可も輸出許可も取得できません

薬局製剤の効能書きも 痔の出血と記載しなければならないのです
御客様に私は痔ではありませんと抗議の電話を頂く事になるのです。
非常に迷惑しております

痔の出血は肛門からの出血であり 血の出る場所が違います
痔の原因は湿がお尻に停滞する為に腫れる
熱を生じているために痛む
 
痔の出血を取り除く剤は 風除去剤(秦艽 羌活 防風 防已等々) 
熱除去剤(黄柏 知母 黄連 黄芩等々)
を取り除く成分が主薬なのです。
それによって 腫れや痛みや出血は止まるのです。
血は寒によって止まる 血は冷やすと固まりますね。
痔の出血は寒冷剤 黄柏 知母 黄連 黄芩等々で止まるのです。
阿膠や艾葉では止血はできません。

他の症状に関してもです
この処方ではこの症状は改善されない
的を得ていない効能書きが大部分です。

マニュアル本に沿って漢方薬を選ぶと言う事が
患者さんに効かない漢方薬を
広めているようなものです

正しい効能書きができれば 
漢方薬の信頼は上がるのですが
非常に残念です。

製造メーカーさんは 漢方薬を販売する以上は
正しく 詳しい 効能書き書を作成すべきです。
漢方薬を扱う方に対し 原本の醫方集解や本草綱目の著書を参考に勉強会を開催すれば
漢方薬の素晴らしさ広めることができる
正しい漢方薬を広める努力が足りない!!

講義する方が漢方薬の理論を解らなければ
教わる方が漢方薬を理解する事は出来ません!!  以上・・

 

●傷寒(風邪を引いた症状)についてお話しします。

 風邪をひきますと 風邪薬で風邪の邪を取り除かなければ

漢方薬のA.保養薬 B.滋養薬 C.体質改善薬等の部類は服用する事はできません。

 

何故?
風邪の熱が体内に残っている場合にそれら上記のA・B.Cの漢方薬を服用しますと
風邪の熱を体内に取り込み悪化させます。自身の持病が悪化します。

風邪が完全に完治するまでは上記 部類の漢方薬は服用しない事
尚、風邪は 表 → 裏に伝って進行します
表は皮膚にある段階ですので、発汗・悪寒等の症状が代表的。最後の風邪は肝臓に入ります

 

※風邪は百病の元

風邪は初め小腸 膀胱 大腸 等浅い部分に行きます
手の太陽(小腸)足の太陽(膀胱)
→手の陽明(大腸) 足の陽明( 胃腸)
→手小陽 (三焦)  足の小陽( 胆嚢)
→手の太陰(肺臓) 足の太陰( 脾臓)
→手の小陰(心臓) 足の小陰( 腎臓) 
→手の厥陰(心包) 足の厥陰( 肝臓)  の順序で進行します。

 

風邪薬は
発表剤→ 攻裏剤 →表裏の剤→和解剤と段々症状に沿って処方します

 

発熱 悪寒 咳 鼻水 鼻詰り くしゃみ 頭痛 等の段階は浅い
腎臓や肝臓に入った深い風邪は場合によっては死亡します。

 

最後の風邪の症状は
寒くなったり熱くなったり 吐き気 嘔吐 脱力感 イライラ 不眠 
食欲不振 脇腹の膨満感 腹痛等の症の症状が発生します

 

しかし
この様な風邪は漢方薬を熟知されておられる先生でなければ風邪と判断できませんし。
傷寒の症状を、陰虚や気虚、熱の症状と間違えて治療しますと症状が悪化します。重症な方の場合、死に至ると言う事です。

 

結果
医師に理解して頂けない為に、この様な症状の方は体調がすぐれない・きついで過ごされ、当局にお電話を下さいます。
風邪時に漢方薬の服用は持病を悪化させます。

 

自身の面目を保つ為に治療違い 見立て違い 処方間違いを
甘草の副作用だと大騒ぎされているのでは
と考えてしまいます。

 

その様な 行為は今後の漢方薬の発展に大きな 足かせを作ることと思います。

世界の潮流は今、伝統医学に傾斜しています。

生活習慣病など治療するには、西洋医学に壁、限界を感じているのです。

 

伝統医学の面において、日本は大きく遅れをとっています。

漢方薬は正しく使えば副作用は有りません。

 

なお、甘草は多くの漢方薬に含まれているだけでなく、
みそ、しょうゆなどの食品や市販のドリンク剤、健康食品などにも含まれています。

 

<ネットで公開されている甘草の副作用>

 

一時に多量に用いることにより、低カリウム血症や血圧上昇、浮腫(偽性アルドステロン症などの副作用があるとされています。
血圧を上昇させるホルモン(アルドステロン)が増加していないにも関わらず、高血圧、むくみ、カリウム喪失などの症状があらわれる。
偽アルドステロン症は医薬品によってひきおこされる場合があります。

 

主に甘草やその主成分であるグリチルリチンを含む漢方薬、かぜ薬、胃腸薬、肝臓の病気の医薬品でみられ、また市販の医薬品でもみられることがあるので、何らかの医薬品を服用していて、次のような症状が見られた場合には、放置せずに医師・薬剤師に連絡してください。

 

手足のだるさ、しびれ、突っ張り感、こわばりがみられ、これらに加えて力が抜ける、こむら返り、筋肉痛があらわれて段々きつくなる。

 

偽アルドステロン症とは?

 

アルドステロンは副腎から分泌され、体内に塩分と水をためこみ、
カリウム排泄をうながして血圧を上昇させるホルモンです。

 

このホルモンが過剰に分泌された結果、高血圧、浮腫み
カリウム喪失などを起こす病気がアルドステロン症と呼ばれています。
偽アルドステロン症は血中のアルドステロンが増えていないのに、
アルドステロン症の症状を示す病態です。

 

主な症状として、手足の力が抜けたり弱くなったりする、
血圧が上がるなどが知られています。これに次いで、
筋肉痛、身体のだるさ、手足のしびれ、こむら返り、麻痺、頭痛、顔や手足のむくみ、咽喉の渇き、食欲の低下、動悸、気分の悪さ、吐き気、嘔吐などがあります。

 

症状が進むと、まれに「意識がなくなる」、「体を動かすと息苦しくなる」、
「歩いたり立ったりできなくなる」、「赤褐色の尿が出る」、
「尿がたくさん出たり、出にくくなったりする」、「糖尿病が悪くなる」こともあります。

 

主な原因は、甘草あるいはその主成分であるグリチルリチンを含む医薬品の服用です。甘草やグリチルリチンは、漢方薬、かぜ薬、胃腸薬、肝臓の病気の医薬品などに含まれています。

 

体内に塩分と水がたまり過ぎることで血圧の上昇やむくみが起こり、体からカリウムが失われるために、力が抜けたり、筋肉痛やこむら返りなどの筋肉の異常が起こったりします。程度が重い場合には、筋肉が壊れたり、脈が乱れたりします。

 

以上 ネットに書き込まれている事です。

 

【知っておきたい】

 

是まで、私(木室ミヱ子)は28歳から漢方薬に関わり、
甘草製剤を使用して参りました。
ご来局される方は北海道から沖縄まで.高い旅費交通費を使って!
最近は香港からのお客様、中国からのお客様、オーストラリアからのお客様までもがご来局されます。

 

中国の方が言われるには 中国の漢方薬は農薬の含有量が多く漢方薬を服用する事でかえって病気になります。農薬のない漢方薬は非常な大金持ちしか飲めません。しかし、日本の漢方薬の検査基準は世界一厳しく安心して飲めます。価格も良心的です。

 

医師に匙を投げられた方 医師にさじを投げた方、非常に重症な方々です。

しかし、浮腫む(偽性アルドステロン症)や低カリウム血症、血圧上昇になられたお客様はお1人もおられません。

症状と処方がぴったり合えば副作用は起きないからです。

 

漢方薬の甘草にはグリチルリチン以外の未だ解明されていない成分が沢山あります。
漢方薬で甘草を使用する際、甘草全体を使用するのであり、甘草のグリチルリチンのみを抽出して使用する事はありません。

 

甘草は胃腸・脾臓にとっては胃腸を元氣にするには欠かすことのできない製剤です。
漢方薬には、『君』、『臣』、『補佐』があり、効能効果の大きさ、分量等で主薬や補佐が決まります。
甘草は殆どが補佐役として少量、殆どの漢方薬の処方に含有されています。

甘草が使えないとなりますと、漢方薬の現場では使える漢方薬の処方は消えてしまいます。 

 

『土が肥沃であると萬物が育つと』言われています。
胃腸は土に当たります。胃腸が元気になることで食物の栄養素を取り入れて、各臓器が血や気や津液や(潤い液や)精液を作り、身体に行きわたる。
そして、からだが元氣になれます。

胃腸を元氣にする味は甘い味です。

 

甘草は甘いです。

食後のデザートとして甘いお菓子が出る事は
その様な理由から 理に適(かな)っているのです。
お食事の最後に使いすぎた胃腸を元気づけるのです

 

★醫方集解(いほうしゅうかい) という中国医学の本に書かれています。
【北京語の古文体の文章を翻訳しました】

 

 「下手な医師や知識の浅い医師は言う」
 「甘草は甘く胃腸にもたれると だから胃腸薬には使わない方がいい」
 「しかし、これは甘草の効果の深さを知らない」
 「甘草は甘く平らな味で毒をとり、火を出す、気を補い」
 「胃腸を平和にする、百薬の毒を解く」
 「色々な薬を調和させて能力を発揮させる」
 「それによって各薬の争い毎を防ぐ」
 「生で用いると肌の痛みを取り除いて12経絡を通行させる」
 「脾臓と胃腸の不足を補い心臓の火を出す」

 

各製剤の仲を取り持ち、それぞれの単味の薬剤を調和させて
薬の効力を高める働きがあるからです。

 

この様な素晴らしい効力のある 甘草さえ使いこなせず副作用を出す方は
漢方薬に対して知識不足と考えられます。
漢方薬を取得するには 大変な努力、忍耐力、洞察力、判断力、利他の心(他人を思いやる心)が必要です。
漢方薬は製薬メーカーのマニュアル本を見て、処方できるような簡単なものではありません。そのような行為は副作用をまき散らす事となります。

 

一つのことわざ「薬やの甘草」

どの処方にもはいっている 
どの処方にも入れても構わない
どの薬にも相性がいい
だから 
どこにでも 顔を突っ込む人 溶け込む人の事を
「薬やの甘草」という

漢方薬の製造メーカーさんは 
甘草の副作用について
反論しない 認めるのでしたら
ただちに 甘草を抜いた 製品を製造すべきではないでしょうか?
薬事法や厚生労働省等々の問題解決に取り組みながら。

 

下記は甘草が含有された漢方薬です
病院で投与される 保険薬価収載品 (保険が適用できる )漢方薬です

 

芍薬甘草湯   葛根湯    葛根湯加川芎辛夷    小柴胡湯  

柴胡加桂枝湯   柴胡桂枝乾姜湯   半夏寫心湯    桂枝加朮附湯 
 
防已黄耆湯   消風散     加味逍遥散  桂枝加竜骨牡蠣湯

麻黄湯  越婢加朮湯  麦門冬湯  白虎加人参湯  当帰四逆加呉茱姜湯 

苓桂朮甘湯  六君子湯  桂枝湯  釣藤散  十全大補湯  荊芥連翹湯  潤腸湯
 
薏苡仁湯  疏経活血湯   抑肝散   麻杏甘石湯  五淋散  桂枝加芍薬湯

桃核承気湯   防風通聖散   五積散    帰脾湯    参蘇飲   女神散

乙字湯   人参養栄湯   十全大補湯   小青龍湯   小柴胡湯 

香蘇散  甘麦大棗湯   小建中湯   六君子湯    平胃散    安中散 

十味敗毒湯     四君子湯   柴陥湯    龍胆瀉肝湯    芎帰膠艾湯 

麻杏甘石湯    平胃散   柴胡清肝湯    二陳湯    桂枝人参湯

 抑肝散加陳皮半夏    当帰飲子二朮湯    治打撲一方  竹如温胆湯

 滋陰至宝湯  五虎湯   黄耆建中湯   小建中湯  升麻葛根湯 

当帰湯   通導散   人参養栄湯    小柴胡湯加桔梗石膏   立効散  

清心連子飲   柴苓湯   苓姜朮甘湯   苓甘姜味辛夏仁湯 

黄連湯    排膿散及湯    当帰建中湯    川芎茶調散

桂枝加芍薬大黄湯      加味帰脾湯    桔梗湯

 

甘草を取り除く処置をすべきではないでしょうか?
何故 未だにその様な行動に出られないのでしょうか?
甘草入りの商品を製造しているのは 何故でしょうか? 

処方から甘草を抜いた漢方薬で副作用が出ないか
公表して頂きたいものです。

 

★甘草が多い製剤

 

芍薬甘草湯も芍薬と甘草が1対1の割合の漢方薬です。
この漢方薬はこむら返り、足のつり、急に足がつっぱり酷い痛みをきたす。
一方でたちどころにその症状が消えます。
非常に素晴らしい、筋肉の緩和にはなくてはならない漢方薬です。

 

調剤の世界では
甘草は1日量の極量が6gと言われていますが
漢方薬の世界では違います。
足のつり痙攣 子宮の癒着痛が発生している時は
6gでは不足です。
痛みが完全には取れません。

 

この漢方薬を服用して、浮腫む(偽性アルドステロン症)や
低カリウム血症、血圧上昇が起きているのでしょうか?
是まで、私は一度もこの処方を使用してそのような症状を
起こした患者さんはおりません。

 

■引用:健保適用 ツムラ漢方製剤エキス顆粒(医療用)
     〔総合カタログ〕    1990年10月制作版

 

甘草を含有する製剤に関する使用上の注意

①1日量として甘草を2.5g以上含有する場合。
(1)次の患者には投与しないこと。
   1)アルドステロン症の患者
   2)ミオパチーのある患者
   3)低カリウム血症のある患者

(2)副作用
   1)電解質代謝:低カリウム血症、血圧上昇、ナトリウム・
     体液の貯留、浮腫、体重増加等の偽アルドステロン症が
     あらわれることがあるので、観察(血清カリウム値の測定
     など)を十分に行い、異常が認められた場合には投与を
     中止すること。

         2)神経・筋肉:低カリウム血症の結果としてミオパチーが
     あらわれることがあるので、観察を十分に行い、脱力感、
     四肢痙れん・麻痺等の異常が認められた場合には投与
     を中止すること。

(3)相互作用
    フロセミド、エタクリン酸又はチアジド系利尿剤との併用に
    より血清カリウム値の低下があらわれやすくなるので、
    注意すること。

 

1日量として甘草を1g以上2.5g未満含有する場合。

[副作用]
  電解質代謝:長期連用により低カリウム血症、血圧上昇、
  ナトリウム・体液の貯留、浮腫、体重の増加等の偽アルド
  ステロン症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、
  異常が認められた場合には投与を中止すること。
  また、低カリウム血症の結果としてミオパチーがあらわれる
  おそれがある。

 

※現在までの臨床経験において、甘草を含む漢方処方単独投与
 の場合には上記副作用発現の報告は殆どなされておりません。


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