夏の養生

夏の養生法

日本では日射病予防に水を取りましょうと推奨しています。
しかし、水の摂りすぎは胃腸を弱体化させ むくみ 動悸 倦怠感 頭痛
下痢等の水毒の症状を発生させてしまいます。
そこで★夏の養生法★をお話ししたいと思います。
日射病を防ぐ方法は、身体の熱を取り、飲み過ぎた水を体の外に排出し
身体を冷やし、利尿作用のある夏野菜を取る事です。
水で日射病を防ぐのではありません。

夏は太陽の暑さで体がほてります。
熱は気を排出させます(気とは体力 抵抗力 気力 免疫力)
心臓のポンプは身体に熱を回す為に、フル回転し、心臓の弱い方は負担が大きくなます。
熱は気を消耗させ気を消します。脈が虚(不足)になり、ますます身体が熱くなるのです。
暑い為冷たい水を飲むと、胃腸が冷やされると同時に水分で湿が滞り、胃腸の働きは低下し、
食欲不振 消化不良 吐き気 下痢 もたれとなり 身体は栄養の供給量が少なくなり
体力が落ちます。
結果、日射病の症状は
【頭痛 口が渇く 顔が赤くなる 冷や汗が出る はきけ 下痢 倦怠感】となります。

予防するには

【身体を冷やす 身体の熱を取る  水シャワーや水風呂で体を正常は体温に戻す 
夏野菜で身体を冷やす】

飲んだ水を排出する利尿作用のある夏野菜が一番効果的です。

夏の事故

身体が熱いと言う事は心臓のポンプが一生懸命働き過ぎて負担となり 
不整脈や心筋梗塞等を引き起こしやすいため、心臓の弱い方は、夏は要注意です。
水分の摂り過ぎは心臓に負担が行き、動悸から命に係わる疾患となります。
2011年 サッカー選手が亡くなりました。
心肺停止で死亡   松田直樹選手
沢山の方が突然のスポーツ選手の死に恐怖感を覚えた様です。
この事故は突然でなく、心臓のあげる悲鳴に耳を貸さず、 炎天下で無理をした事にあります。

夏に注意したい症状

暑いからと水を飲むと、動悸 心筋梗塞  肌のむくみ 身体が浮腫んで重い  
皮膚に湿が停滞 ヘルペスや湿疹になり易くなります。 
胃腸に湿が多いと、食欲不振 下痢 消化不良 腹痛 吐き気
気力が落ち 身体が怠くなります。
又 暑い事で冷たい飲み物を要求します。
冷たい飲み物は胃腸を冷やし、湿を大にして、下痢 食欲不振 腹痛 消化不良の原因となります。

予防法は水を多く摂る事ではなく、 夏野菜を多く摂ることです。

夏野菜


おくら
食物繊維が豊富 胃腸に良いペクチンやムチンが整腸作用あり
便秘解消します 胃炎(胃粘膜を守る)を改善します


かぼちゃ
胃腸に良い 甘く 黄色い色は胃腸にはいり強化させます

きゅうり
利尿作用があり 身体を冷やします
きゅうりに砂糖をかけて頂きますと口の渇きが取れます

ニンニク
アリシンが強い抗菌力があり風邪を予防します
ビタミンB1の吸収力を高めエネルギーを生成する為体力をつけます
夏バテ解消には最適です

ニガウリ
苦い味が体熱を取り除く
ビタミンCが豊富で紫外線から肌を守る 女性に嬉しい

茄子
身体の熱を取る 紫色のアントシアニン系の色素が
コレステロールを下げて動脈硬化予防します

トマト
食物繊維が豊富 胃腸に良いペクチンやムチンが整腸作用あり
便秘解消します 胃炎(胃粘膜を守る)を改善します

トウモロコシ
甘く胃腸によい VB1.B2・E食物繊維が豊富な為便秘にも効果的です
夏は暑さで便秘になりやすくもあります

シシトウがらし
食物繊維が豊富です 味が苦く体熱を取ります
辛みが食欲増進作用夏バテに効果的

冬瓜(トウガン)
食物繊維が豊富です 味が苦く体熱を取ります
辛みが食欲増進作用夏バテに効果的

レタス
冷やす作用があります 95%が水 しかしカリウム カルシウム
鉄などのミネラルやビタミンB1やビタミンC 食物繊維を
バランスよく含んでいる 利尿作用に優れている

みょうが
辛い味が食欲増進です
香り成分アルファピネンが体のだるさをとります
血行促進して身体を温める。夏でも冷え性の人に最適です

ピーマン
ビタミンCが豊富です 冷やす作用β(ベータ)カロチンと
ビタミンCが豊富夏の疲労回復におススメ
血液サラサラ効果で脳血栓や心筋梗塞予防します。

 

 

 


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