日射病対策 ー実は怖い水分の摂りすぎー

テレビで1日2Lの水を摂りましょうと宣伝しています。

「日射予防の為に、この時期は特に水を摂りましょう」と
言葉がアチコチで飛び交います。

 

しつこいようですが再度言います。
何故?
来局される方が水を摂りすぎて
水毒症状の出ている方が多いのです。

何度ご説明しても忘れるようです。
家族や医師、インストラクターやケアの方に水を摂りなさいと
勧められたと言われるのです。

水分の摂り過ぎはかえって

日射病を作ります

 

水の摂り過ぎは水毒症状発生させます。
<水毒症状>
浮腫み 食欲不振 もたれ 吐き気 嘔吐 下痢
関節痛 筋肉痛 動悸 眩暈 しびれ
等々引き起こします。
 
日射予防:水を摂りすぎは要注意です。
日射予防対策は:火照った身体の熱を取る事です 。
 
【身体の火照りに注意です】
体温が異常に上昇しないように気を配る事です。
予防は体温を下げる事であり、水の摂りすぎは様々な症状を引き起こします。
 
【湿(水分)の取りすぎは】
湿は熱を生じると言います。
湿は熱を発生させるという事です。 
湿が身体に多すぎると、逆に身体が熱くなる。火照るのです。
 
東洋医学では、「暑」と「湿」が相合えば、胃腸脾臓を傷つけると言います。
(暑いだけならばまだしも、湿が加わると 
胃腸脾臓が傷つき、食欲不振、消化不良、消化力低下
吐き気、もたれ、下痢の症状が発生すると言う事です)

雨季に食欲不振になるのは、
大気中の湿が皮膚から胃腸脾臓に侵入して胃腸に湿が多くなる為です。
胃腸は温めて乾燥する事が元氣になる事とされています。
 
水分の摂りすぎは良くありません。 

 
【子供と高齢者は日射病になりやすい】
子供:体温調整機能が未熟
高齢者:体温調整機能が衰えてくる
65歳以上の高齢者に多いと言われています。
人間は気と血が不足すると、
痛みも痒みも凝りも温度も感じなくなると言います。
温度管理がうまくできない方は体質的に血や気が不足している方です。

 

健康にしている方は、血や気は充足しています。
温度には敏感に反応します。
日射病予防は出来ます。
 
日射病をただ単に恐れるのではなくて、
 
何故
日射病になるのか考えて予防する事。
水を飲むことは予防になりません。

 

【日射病にならない為の過ごし方】
●朝食をしっかり食べる(朝食を食べない子は貧血が多い)
●夜10時までには寝る事。血や気や津液は夜の
12時~2時の間に副交感神経が働き作ると言われています。
●疲れ過ぎない(疲れて気力を使い果たすと消化力や消化吸収力が低下。結果、食欲不振となります)
 
胃腸は全ての臓器の総司令長と言われています。
理由は
胃腸が食物から栄養を吸収して、血、気、津液(ちんえき)を作り
粘膜、皮膚、筋肉、各臓器に栄養を与える
そして、強い身体づくりができます。
 

皮膚が弱い方、アレルギー体質、病気体質の方は全て
胃腸が弱い方の症状です→消化吸収力が弱い。消化力が弱い為です。

 

過食の方は胃腸が弱い方の症状です
食べれる為に、強いと勘違いしておられる方が非常に多い。
胃腸が弱い為に胃に熱を持ちやすく、
胃に熱を持つと過食となります。
同時に胃腸が弱い為に虚食にもなり
過食と虚食を繰り返すのです。
胃腸が強い方は、その様な症状とは無縁です。

胃腸の低下が全ての病気の発生に繋がります。

 
【日射病になりやすい子】
朝食を取らない 
ゲーム 深夜まで   
クラブ 塾 10時に帰宅 宿題をして 夜遅く寝る
 
【日射病を防ぐ食べ物】
夏野菜や夏の果物が夏の過ごし方を教えてくれます。
夏野菜や果物の性質は、
利尿作用冷やす作用です。
スイカ ウリ ニガウリ きゅうり 茄子 メロン 
レタス ピーマン トマト 等々です
 
夏野菜
 

日射病は冷体の熱を取る、冷やす事です。

水分の摂りすぎは逆に日射病となります。

 
【夏の体の火照りを取る薬膳料理】
きゅうりに砂糖をかける 
ニガウリと豚肉のスープ 塩コショウで味付け
きゅうりと手羽先のスープ 塩コショウで味付け

 

 

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