固形石けんが小さくなると泡立ちにくくなるのはどうしてでしょう?
石けんは、水に溶けやすく泡立ちやすい洗浄成分と、水に溶けにくくやや泡立ちにくい洗浄成分との組み合わせによってつくられています。
石けんを使っていくうちに、水に溶けやすい成分のほうが、わずかですが先に溶けていくため、小さくなっていくほどに、使い始めの時と比べると泡立ちにくくなるのです。
石けんが泡立ちにくくなってきたと感じたら、水よりもぬるま湯を使って、普段より少し多めにこするようにしてください。固形石けんは、長く使わずに放置しておくと表面から水分が蒸発して硬くなり、さらに溶けにくくなります。注意しましょう。
日本化粧品工業連合会 コスメチックQ&A事典からの抜粋