夏の暑さ
暑は陽の邪、心臓は陽の臓器
だから陽の邪は心臓に入る
心臓は身体の中でポンプの役割
血を回して平均的に体温を保つ
為にポンプを稼働させる
夏の身体は、暑いと心臓に負担
心臓に負担は心臓に火が付く事
心臓の火は肺臓を攻撃
肺臓は水を生む源流
心臓が肺臓を攻撃して肺臓に火を移すと
肺臓は水を作れなくなります
肺臓は身体の中で水を生む源流
その水を五臓六腑に供給しています。
肺臓に火が移りますと
肺臓は水を生むことができなくなり
肺臓は熱っする臓器となります。
胸の辺りが熱くなるのです
就眠時にカーと熱くなる、熱くて眠れない
全ての肺病は肺臓が熱を持つことから始まると言われます
肺臓が熱を持ちますと、全ての臓器に
水を供給できなくなります。
熱は気を食べる。
だから、身体が火照った後は脱力感
例として例えて申しますと、
インフルエンザで高熱を出した後
非常に気だるくなります。
熱は気を食べるのです
又
熱と同時に汗が出ますね
汗も出し過ぎは→ 気が脱する 出て行くといいます
汗は心の液、汗を出し過ぎると心臓が消耗するとも言われています。
夏に気だるくなるのは、火照る身体から発生するのです。
だから、夏は体温を下げる冷やす事が重要です。
水は渇きを潤す程度でよいのです。
夏の間、下記の症状が出たら要注意ですよ。
汗は血の一滴と申します
気持のよい汗は、発汗作用で
余分な身体の熱を取り
体温を調節、老廃物を出し 良いのですが
悪い気を付けなければならない汗が有ります。
●寝汗 ● 脂汗 ●冷や汗です
●汗を異常に掻く ●汗がでた後がキツイ
●汗が止まらない
●ちょっとした事で全身に汗を掻きやすい
他の症状もあります。
●少し身体を動かしただけで動悸や息切れ胸の痛みを感じる
●のぼせて上半身は熱く、下半身は寒い
(心臓は身体の中でポンプの役割です 体温を調節しているのです )
●心臓が痛む
●咽喉元あたりから胸に痛みが走る (放散痛です)
●脈が60~80の範囲でない( 脈拍が80以上 60以下)
●顔全体が赤く火照る
●舌の先端が赤い(心臓に熱あり)
●舌が部分的に紫 ;血行が滞っています
心臓、循環器、脳血栓など脳の病気が疑われます
●舌全体が紫 :(血行が悪い 血液の循環が悪い 血の滞りは狭心症や不整脈
●苦い味を異常に好む又は好き
(夏は苦い味を食べたいのは正常体
しかし
夏以外の季節に好むことは心臓要注意です
●異常に笑う へらへら 悲しい事でも笑う
(心臓が病みますと笑う感情に支配されます)
●締め付けるような痛みを感じる 心臓部 乳房の周辺 胸の中央部 咽喉の下あごあたり
●顔全体が赤く火照る
●心臓の興奮 ; 頭部に血が偏り 顔が赤い 舌が赤い症状が起きる 睡眠障害や高血圧の原因となります
●心臓の衰弱からくる足のむくみ :血液循環の力が不足する為です
心臓に一番遠い足から起きるふくらはぎは第2の心臓と言われるゆえんです
●顔色が蒼白になる 顔色や肌色が赤い
上記の症状は心臓が要注意信号を発しています。
夏野菜を食べましょう。
夏野菜は身体の火照った熱を取り除き
口が乾いて大量に飲んだ水分を体外に排出してくれます。
スイカ ウリ メロン ピーマン ニガウリ トマト 茄子
心臓は湿が攻撃して、動悸している場合
機械検査では決して見つかりません
西洋医学は、湿の邪と言う事の研究がなされていないからです。
だから、湿から原因のしびれは検査に出ないのです。
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